1st day / 2007.01.14 (Sun)　成田から北京経由成都へ

・前泊

朝７時に成田空港第二ターミナルに到着するのは困難なので、空港近くのホテル（成田エクセルホテル東急の禁煙シングル）に前泊した。前泊はあんまり好きじゃないけど、概ね快適で満足。６時起床。オマケでもらった衣類を詰めるビニール袋(空気を抜いてぺちゃんこにするもの)を使って、荷造りを改善。なかなかいい。

・成田空港

団体カウンターで航空券を受け取り、チェックインして荷物を預けて、出国審査を済ませ、余裕があったので、搭乗口近辺でサンドイッチとコーヒーで朝ごはん。

・フライト

フライトはCA422便、09:00発 15:40(日本時刻14:40)着。757という小さい機種で、3列3列。6割ぐらいの混雑だろうか。隣が空席でラクチン。斜め前に３歳ぐらいの子供がいて、ずっと泣いていてうるさい。 途中北京でTransitあり、さほど長い感じはしない。1回ずつ機内食が出た。JALみたいな素敵なメニューがポケットに入っているわけではないので、咄嗟に無難そうな方を選ぶ。入国審査は北京で実施。なんとなくすべてがアバウト。北京から成都への搭乗のアナウンスを危うく聞き逃しそうになる。

・3G携帯

12月に機種変更して、国際ローミングをサポートしている携帯電話を持って来たので、北京で電源オンしたときに「圏内」であることを確認し、ちょっと感動。メールの着信通知も届く。嬉しい。

・成都空港でガイドさんと対面

成都への到着は少し遅れ、さらに荷物が出てくるのに大変時間が掛かったが、無事にガイドさんと対面。羅（ラー）さん、かわいらしい女性だ（後で聞いたら21歳）。両替を空港で済ませるよう言われる。ドライバーは韓（カン）さん。おそらく、同世代のおじさん（後で聞いたら１つ下だった）。成都の寒さは東京と同じぐらいかなぁ。雨が多いそうだ。

・武候祠観光

三国志ゆかりの地「武候祠（ぶこうし）」。明日朝の予定だが、変更して今日の内に回るという。三国志には今のところまったく興味が無い。写真は、張飛、関羽、諸葛亮の塑像。

・夕食

今日の夕食はツアーに入っていない。着いていきなりなので、探すのもちょっとしんどいなと思って会話してたら、結局火鍋のお店に案内してくれた。この日食べたお肉は、牛肉と思ったら、実はヤクの肉だったとのこと。

・ホテル

成都芙蓉飯店。市街地の中にある。携帯でメール送受信もWebアクセスもできたので、mixiに簡単な日記を書く。すごいなぁ。部屋が寒いので暖房全開、喉を守るためにマスクをして、毛布を追加して寝た。

・今日の食事と買い物

朝食１	成田空港　サンドイッチとコーヒー
朝食２	機内食　ビーフと麺
昼食	機内食　チキンとごはん
夕食	成都のレストラン　火鍋。ヤクの肉と野菜、キノコ等。雪花ビール
買い物	特になし
両替、使ったお金	20000円→1262元(人民元)。他に100元をATMで出金。インターナショナルキャッシュカードは実に便利だ。 夕食代150元＋瓶ビール一本20元。

●2nd day / 2007.01.15 (Mon)　成都から臥龍へ　パンダにタッチ！

・お迎え

朝食後、8:30ロビーにてガイドのラーさんがお迎え。ラーさんとカンさんはこの旅の間フリーの日を除いて、ずっと一緒に行動することになっている。ホテルをチェックアウトして出発。臥龍には店がまったく無いそうなので、市内でミネラルウォーターを購入したが、これがあとで飲んでみたら「薄荷水」。甘い。げー。ピンチだ。

・観光をキャンセル

この日は成都市内で杜甫草堂と、途中で都江堰という古代の水利施設を観光しながら臥龍に向かうはずだったが、あまり興味がなく、時間がもったいないので「それはキャンセルして直接臥龍に行って欲しい」と告げる。ラーさんはちょっと驚いた様子で、少しカンさんと相談していたが、「わかりました。問題ありません。」とのこと。わたしが心配していたのは、臥龍に向かう道で時間帯別の片側通行規制があることだったが、早まる分には問題ないらしい。

・往路もろもろ

途中の都江堰市までは高速道路を順調に走っていたが、次第に道が狭くなっていく。途中の町（映秀鎮）で昼食。普通の中華な炒め物とご飯。おいしい。 「チャン族の豆腐」というのが炒めものに入っていて、この日以来ファンになる。チャン族はチベット系の少数民族。「おなか一杯」の中国語「チーハオラ」を覚える。
この町で水が買えた。ラーさんが「これなら大丈夫です」と選んでくれた。カンさんの話によると、彼の世代では高倉健、山口百恵、三浦友和などが人気だそうだ。ラーさんは日本人ではジャニーズ系みたいなのが好きらしいが、わたしにはよくわからなかった。流行っているらしい。
　

・到着！

13:40到着。昼食時間を含めて5時間。順調である。すばらしい。まずは明日の「パンダ飼育体験」のために必要な手続きを済ませる。作業着を借りて（レンタル料150元）、パンダ飼育体験の注意事項（中国語）を読み、ラーさんが日本語で説明してくれたので、誓約書にサイン。 体験のためのお金はツアー料金に入っている。いくらだろう。数千円かな。

・パンダと遭遇

なんか嬉しくて言葉にならないので、写真をたくさん掲載。

・天才！志村どうぶつ園の家

番組内で石塚やベッキーがパンダと暮らした家が残ってた。なんか物々しい表札がかかってるけど、間違いなし。覗き見写真。

パンダにタッチ！の興奮五分間

この日「パンダのエリアに入って写真を撮る５分間」という特典に参加。16000円（または1000元)という法外に高い値段。コパンダは2005年生まれの「網網（ワンワン）」の同級生たち。いやー、もこもこしてて、かわいかったー。この接近した写真群がそのとき撮ったもの。 5分は本当にあっという間で、 「はい、おわりー！」という感じで有無を言わさず追い立てられる。

・ホテルへ 　

パンダセンターから20分走って、臥龍山荘へ。なかなか立派なホテルだ。アメニティがすべてパンダの絵付きで、嬉しい。でもやっぱり寒い。暖房は床置きのヒーター。あ、でも電気毛布があるらしい。よかった。

・夕食

ホテルから徒歩5分ぐらいの食堂にて。ラーさんとカンさんも一緒。鍋料理みたいなもので、野菜と鶏肉とチャン族の豆腐が入ってる。おいしー。あとポテトを炒めたもの。それにビール。ビールはカンさんと一緒に飲む。 ラーさんは中国語◎日本語○英語△、カンさんは中国語◎日本語×英語○　という状況なので、みんなで話すために、わたしの得意のインチキ英語がわりと役に立つ。カンさんはなにをしゃべってもワハハハハハと笑っていて楽しそう。今までわたしの経験では、ツアーガイドやドライバーは一緒の食事のテーブルに着かないことばかりだったけど、今回は違う。この方が楽しいし、いろいろな話を聞けて良い。

・今日の食事と買い物

朝食	ホテルのバイキング　水餃子、目玉焼き、炒め物、おかゆなど。牛乳もオレンジジュースも温かい。
昼食	移動途中の町の食堂でごはんと炒め物など。
夕食	臥龍山荘のそばの食堂でなべと水餃子とビール
使ったお金	作業着レンタル料150元 パンダと5分遊ぶ権利1000元（実際には500元＋8000円。手持ちの元が足りなかったから）